三河には、標準語のつもりで使われている方言がたくさんあります。たとえば「えらい」。褒め言葉に聞こえますが、ここでは「つらい・しんどい」という意味で使われます。知らないまま聞くと、話がかみ合いません。
そこで、入力した文章を三河の言葉っぽく置き換えるツールを作りました。「こてこて度」を3段階で選べて、どの言葉がどう変わったのかも一緒に出ます。
登録やインストールは不要です。
・自分の話す言葉が方言かどうか気になる方
・地元ネタで友達と盛り上がりたい方

方言は地域や世代でどんどん変わります。「うちはそんな言い方しない」というものも混ざっているはずなので、正解ではなく遊びとして見てくださいね。
使い方
- 文章を入れる。思いつかなければ「例文を入れる」を押してください
- こてこて度を選ぶ。ひかえめ・ふつう・こてこての3段階です
- 下に変わった言葉の一覧が出ます。どんな意味なのかも一緒に読めます
こてこて度の違い
| 段階 | 変えるもの | 例 |
|---|---|---|
| ひかえめ | 語尾だけ | でしょう → だら |
| ふつう | 語尾+よく使う言葉 | 疲れた → えらかった |
| こてこて | 地域差の大きい言葉まで | 机を運ぶ → 机をつる |
「ひかえめ」なら県外の人にもだいたい伝わります。「こてこて」まで上げると、半分くらいは通じなくなると思ってください。
三河弁でよく話題になる言葉
三河弁を代表する言い方として、よく「じゃん・だら・りん」の3つが挙げられます。三河は西と東で言葉が違い、東三河では「のん・ほい・だに」も特徴とされます。
- だに — 「〜だよ」「〜だぞ」にあたる語尾。主に東三河で使われ、西三河ではあまり使わないとされます
- だら — 「〜でしょう」。推量に使います
- じゃん — もとは東三河の言い方。西三河へ広がり、さらに東へ伝わって首都圏でも使われるようになったとされます
- えらい — 「つらい・しんどい」。褒めているわけではありません
- ほかる — 「捨てる」。「放る」から来ているとされます
- けった — 「自転車」。愛知全域で通じます
- 机をつる — 掃除の時間に机や椅子を動かすこと。「つる」と言うことがあります

「机をつる」は、県外に出て初めて通じないと気づく人が多いそうです。掃除の時間に当たり前に使っていた言葉ほど、方言だと思っていないのかもしれませんね。
よくある質問
この変換は正確ですか
正確さは保証していません。方言は地域と世代でかなり変わりますし、三河の中でも西と東で違います。ここに出るのは「よく知られている形」のひとつで、諸説あるものも含んでいます。ただし掲載している語は、愛知県教育委員会『愛知県の方言』や『愛知県のことば』(明治書院)などを典拠とする資料と突き合わせて確認しました。裏の取れなかった言い方は載せていません。
学術的な資料ではなく、遊びとして使ってください。
名古屋弁とは違うのですか
別のものとして扱われます。ただし境目はあいまいで、どちらとも言われる言葉があります。このツールでは、そうした言葉を「こてこて」の段階に置いて区別できるようにしました。
変換されない言葉があります
置き換えのルールを持っている言葉だけが変わります。単純な文字の入れ替えなので、文脈を読んで自然な三河弁にすることはできません。
入力した文章はどこかに送られますか
送られません。変換はすべてブラウザの中で完結していて、保存もしていません。
ご利用にあたって
- これは遊びのツールです。方言の学術的な正確さを保証するものではありません。
- 三河弁の言い方は地域や世代で変わります。掲載しているのは一例で、諸説あります。
- 置き換えは単純な文字の入れ替えです。文脈によっては不自然になります。
- 掲載している語は資料と突き合わせて確認していますが、言い方は人によって違います。「うちは違う」があって当然です。
あわせてどうぞ
三河のものをもっと知りたい方は、地元で採れるものを旬から紹介した安城市のふるさと納税の記事をどうぞ。まちの様子は安城グルメマップにまとめています。
そのほかの無料ツールは無料Webアプリ一覧にあります。
りんねのひとこと

標準語のつもりで使われている言葉ほど、方言だと気づきにくいものです。身のまわりの言い回しを入れてみると、もしかしたら引っかかるかも…?
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