岐阜県多治見市笠原町の「多治見市モザイクタイルミュージアム」は、小さなタイルで作るモザイクタイルをテーマにしたミュージアムです。
タイルの美術館と聞くと、地味な展示を想像するかもしれません。
ところが、建物は山のような形。中には、タイルで覆われた車や白いタイルの展示室が待っています。モザイクタイルミュージアムがある笠原町は、施釉磁器モザイクタイルの発祥の地で、全国一の生産量をほこるタイルのまちです。
この記事では、モザイクタイルミュージアムの見どころを写真で紹介します。観覧料や開館時間、駐車場、授乳室の場所もまとめました。
多治見で、子どもと一緒に楽しめるおでかけ先を探している方は参考にしてください。
・観覧料や開館時間、駐車場を確認したい方
・子ども連れで、授乳室やタイル工作を下調べしたい方


高校生以下は観覧料が無料です。1階のショップと体験工房もあるので、家族で出かけやすいミュージアムですよ。
モザイクタイルミュージアムはどんな所?

多治見市モザイクタイルミュージアムは、2016年6月4日に開館しました。
外観は、タイルの原料になる粘土を掘り出す「採土場」がモチーフ。すり鉢状の緑の斜面に、土の壁が立ち上がっています。
コレクションは、地元の人たちが集めてきた1万点以上。その中から、モザイクタイルが貼られた風呂桶などの生活用品や、タイルの見本台紙・製造機械などを紹介しています。
フロアは4階建てで、階ごとに展示の内容が違います。
| 4階 | 展示室1:藤森照信さんがセレクトしたモザイクタイルの世界(有料) |
| 3階 | 展示室2:タイルの製造工程と歴史(有料)、ギャラリー(企画展示) |
| 2階 | 産業振興のフロア:今のタイルの使い方を紹介 |
| 1階 | 受付・体験工房・ミュージアムショップ |

4階から1階へ、階ごとにタイルの違う顔が見られます。順番に降りていくのがおススメです。
基本情報
| 施設名 | 多治見市モザイクタイルミュージアム |
| 住所 | 〒507-0901 岐阜県多治見市笠原町2082-5 |
| 開館時間 | 9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
| 休館日 | 月曜日(休日の場合は翌平日) 年末年始(12月28日〜1月4日) |
| 観覧料 | 一般500円(特別展示料金・常設展示を含む) 団体(20名以上)400円 高校生以下無料(学生証の提示が必要) ※3・4階の展示室に入るときに必要 |
| 無料駐車場 | 笠原の交流センター・体育館との合同駐車場約180台 |
| アクセス | 【バス】 JR「多治見駅」南口を出た「多治見駅前」2番のりばから東鉄バス笠原線(東草口行き・羽根行き)で約17分、「モザイクタイルミュージアム」下車 【車】 東海環状自動車道「土岐南多治見IC」から約15分 中央自動車道「多治見IC」から約25分 |
| 電話 | 0572-43-5101 |
公式サイトでは、基本的に特別展示料金(500円)で観覧するよう案内されています。常設展示だけを見る場合(310円)は、受付で申し出が必要です。
車で行く場合、カーナビは電話番号ではなく住所で設定しないと、以前その番号を使っていた別の場所に案内されてしまう問題があるので要注意です。

モザイクタイルミュージアムは、愛知・岐阜の施設をめぐる「見にトリップスタンプラリー」のスタンプ設置施設でもあります。
所要時間の目安
本施設を見て回る際の所要時間の目安ですが、展示を観覧する場合は1時間あれば、1階から4階まですべてを見て回れるくらいの感覚で訪問すると良いと思います。
1階でタイル工作をする方は、体験の時間が1時間ほど追加されるイメージです。
マップ
ベビー対応の設備
| 設備 | 場所・内容 |
| 授乳室 | 1階(使うときは受付に声をかける必要有) |
| おむつ交換台 | 1階の授乳室、2階の女子トイレ、3階の家族用トイレ |
| 多目的トイレ | 1階(簡易ベッド・オストメイトあり) |
館内の通路には、「自動販売機・コインロッカー・授乳室」の方向を示す案内板があります。

授乳室の中には、いすとおむつ交換台、ごみ箱が置かれています。

ロッカーは返却式の100円で利用できるので気軽に荷物を預けて見学できます。

実際に歩いてみた!モザイクタイルミュージアムの見どころ
ここからは実際に訪問した際の様子を写真で紹介します。
ただし私が訪れた2026年10月時点の情報になる点だけご留意ください。
まずは駐車場へ
モザイクタイルミュージアムを横目に道路を通り抜け、笠原交流センター、体育館の横にある合同駐車場に向かいます。

駐車場は広めに感じますが、平日の昼間でも意外と車が多かったです。

この駐車場から徒歩1~2分歩くとモザイクタイルミュージアムが見えてきます。
山のような外観
広場から見ると、建物は大きな土の山のよう。てっぺんには草木が生え、壁には小さな窓が一列に並んでいます。


周囲は普通の住宅街と公民館なので、異質な建物がポツンと立っているのが目を引きます。

入口の手前には、「開館 入口」の案内板が立っていました。下の表には観覧料が書かれています。

広場には、とんがり屋根の公衆トイレもあります。

入口まで坂を下っていくと、その大きさに驚かされます。


パッと見では分かりづらいですが、入口の扉は自動で開くスライドドアです。
受付を済ませて館内散策しよう
入口の自動ドアを通ると、目の前に受付があるので、観覧料を支払いましょう。

チケットと同時にシールも貰えるので、係員さんが見える位置に付けておきましょう。


支払いは現金のみです。注意しましょう。
1階のタイル大好き号
受付のすぐ左には目を惹かれる物体が…!!

車体がすべてモザイクタイルで覆われた車が置かれています。

名前は「タイル大好き号」。2008年度に岐阜県現代陶芸美術館で開かれた特別展をきっかけに作られ、展覧会のあとも地元の人たちの手で作業が続けられて、全面が笠原のモザイクタイルで埋め尽くされました。
使われたタイルは174種類、約4万1千個で、タイルの重さは約140kgです。


近づくと、花や波の模様まで小さなタイルで描かれています。子どもが喜びそうな展示ですね。
大階段で4階へ
公式のおすすめの回り方は、4階へ上がり、順番に降りながら見ることです。

大階段は、土壁のような壁に小さな明かりが並ぶ、薄暗い階段です。


エレベーターもあるので、足腰の弱い方やベビーカーでも問題なく移動できます。
4階散策
4階は、床から壁まで白いタイルに覆われた展示室です。タイルを積み重ねたような太い柱があり、天井の丸い天窓からは空が見えます。


4階には各地から集められたモザイクタイル画の壁面や銭湯の絵タイル、洗面台やお風呂などが展示されています。


昭和の暮らしの中にあったタイルが、真っ白な空間に並ぶと、まるで作品のように見えます。
3階でタイルの歴史をたどろう
3階の展示室は、多治見のモザイクタイルの製造工程と歴史をたどるフロアです。
斜めの展示台には、タイルの見本台紙がずらりと並んでいました。
色も形も違うタイルを、ひとつずつ見比べられます。

2階で現代のタイル文化を見てみよう
2階は、今まさに流通しているタイルを、暮らしの中でどう使えばいいかを紹介しているフロアでした。
タイル張りのバーカウンターの展示はオシャレですね。


1種類のタイルで平面を敷き詰めることができるが、非周期的にしか敷き詰められないというアインシュタイン・タイルを実際に並べて遊ぶことができます。


遊んでみるとけっこう楽しい。
コンシェルジュカウンターでは、展示されているタイルの注文の相談ができます。
カウンターのうしろの棚には、タイルの見本がずらり。

1階のタイルのつめ放題と体験工房
1階には、タイルのつめ放題のコーナーがあります。

丸や六角形、小石のような形など、様々なタイルを詰め放題で購入できます。

ショップのとなりは、タイル工作ができる体験工房です。

タイル工作は1人800円です。予約はいらず、来館後に順番に受け付けています。受付時間は9:00〜15:30(混み具合によっては早く終わることがあります)で、所要時間は30分〜1時間ほどです。

旅の思い出に、自分だけの小物を作るのも楽しそうですね。
タイルや焼き物が気になった方は、ふるさと納税で探す方法もあります。多治見市のお礼品には美濃焼の器があり、さとふるで「多治見市」を探すと、美濃焼の小皿や丼のセットなどが見つかります(お礼品の内容や寄付金額は時期によって変わります)。
よくある質問
観覧料はいくらですか?
一般500円(特別展示料金・常設展示を含む)で、高校生以下は無料です。常設展示だけを見る場合は310円で、受付で申し出が必要です。
館内で写真は撮れますか?
撮影禁止のマークがなければ撮影できます。ただし動画撮影、フラッシュ、一脚・三脚は使えません。
タイル工作に予約はいりますか?
いりません。来館後に順番に受け付けます(満席の場合は待つことがあります)。付き添いは、体験する人1人につき1人までです。
館内で飲み物は飲めますか?
館内は飲食禁止です。水分補給は1階と2階でできます。
まとめ

- 多治見市モザイクタイルミュージアムは、山のような建物のタイルのミュージアム
- 4階は白いタイルの展示室、3階はタイルの歴史の展示室、2階は現代のタイルの紹介、1階はショップと体験工房
- 観覧料は一般500円、高校生以下は無料。開館は9:00〜17:00(入館は16:30まで)で、月曜(休日の場合は翌平日)は休館
- 1階に授乳室があり、使うときは受付に声をかける
- 駐車場は交流センター・体育館との合同。カーナビは住所による設定が推奨
- エレベーターがあるので、足腰が弱い方やベビーカーでも見学可能
まずは大階段で4階まで上がって、順番に降りながら見て回ってみてください。最後に1階のショップや体験工房に寄れば、タイルのまちの楽しみ方がひと通りそろいます。
あわせてどうぞ
1階のタイル大好き号は、セラミックパークMINOでも展示されたことがあります。そのセラミックパークMINOでは、岐阜県現代陶芸美術館の展示や水の庭を楽しめます。同じ多治見市の市之倉さかづき美術館では、約1,500点の盃を見られます。


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りんねのひとこと

山のような建物に入って、白いタイルの4階から1階のつめ放題まで。どの階にも違うタイルの楽しみ方があって、大人も子どもも見どころの多いミュージアムです。
出かける前に、開館しているか確認してから訪問してみてください。
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