愛知県西尾市に訪れるなら、ぜひ立ち寄ってほしいのが旧近衛邸です。
「三河の小京都」とも呼ばれる西尾市の中心に位置する西尾市歴史公園の中にあるこの施設は、京都の公家で摂家筆頭であった近衛家の邸宅の一部を移築した、非常に格式高い歴史的建造物です。
とはいえ、「旧近衛邸って何があるの?」「入場料はかかるの?」「抹茶が飲めるって本当?」といった疑問をお持ちの方も多いはず。
本記事では、旧近衛邸の基本情報から実際に訪れて感じた見どころをまとめています。

この記事は以下に当てはまる方には特におススメ!
・愛知県西尾市の歴史観光スポットを探している方
・週末のお出かけ先に悩んでいる方
・茶道、公家文化、日本建築に興味のある方
・リフレクション写真を撮りたい方
この記事を読むと、旧近衛邸の魅力がひと通り理解でき、観光をより充実したものにするためのヒントが得られます。
初めて訪れる方はもちろん、「また行ってみようかな」と思っている方にもきっと役立つ情報をお届けします。

愛知県が誇る武将たちにゆかりのある庭園として、愛知サムライガーデンの1つにも選ばれています。
ぜひ最後までチェックしてみてください!
「旧近衛邸」とは?
旧近衛邸は、愛知県西尾市にある歴史的建造物で、愛知県内でも屈指の公家文化を体感できる観光スポットです。
場所は西尾市歴史公園(西尾城跡を整備した公園)の中にあり、入場は無料で気軽に訪れることができます。
旧近衛邸の歴史と見どころ
旧近衛邸が特別な理由は、その成り立ちにあります。
江戸時代後期、島津斉彬の姫が近衛忠房に嫁いだことが縁で、島津家によって建てられたものです。建物は書院と茶室から構成されており、特に六畳の茶室は「亭主床」という特異な様式で造られています。床框がひときわ高く、網代天井や花明窓など、公家の茶の湯文化にふさわしい品格ある造りが見どころです。
書院では縁側から手入れの行き届いた庭園を眺めながら、西尾名産のお抹茶と季節の和菓子を味わうことができます。(ただし有料です)

ただ見学するだけでなく、実際にお抹茶をいただくことで、公家の文化をより深く体感することができます。
基本情報
基本情報はこちら!
| 所在地 | 〒445-0864 愛知県西尾市錦城町231-1(西尾市歴史公園内) |
| アクセス | ・名鉄「西尾駅」から徒歩約15分 ・コミュニティバス「歴史公園北」下車から徒歩2分 ・東名高速道路「岡崎IC」から約45分 |
| 無料駐車場 | ・普通車50台 ・バス2台(バスは電話にて要予約) |
| 営業時間 | ・9:00〜18:00(4〜9月) ・9:00〜17:00(10〜3月) |
| 呈茶時間 | 10:00〜16:00(季節の和菓子付き) |
| 入場料 | 無料 ※呈茶は600円(2026年6月時点) |
| 定休日 | ・毎週月曜日(祝日を除く) ・12月29日〜1月3日 |
| その他 | ・トイレ有 ・リフレクション写真撮影用アクリル板の貸出有(平日のみ) ・施設の貸出可能(有料) ※貸出の詳細はコチラ |

入場自体は無料なので、気軽にふらっと立ち寄れるのが嬉しいポイントです。
お抹茶は有料ですが、庭園を眺めながら一服できる体験は格別ですよ!
マップ
実際に旧近衛邸を観光してみた!(写真で紹介)
まずは駐車場へ
今回は車で訪問しました。
旧近衛邸は西尾市歴史公園内にあるのですが、歴史公園専用の無料駐車場(50台分)があるので、車での訪問でも安心です。
今回は平日の午前中に訪れましたが、駐車場には余裕があり、スムーズに止めることができました。

電車を利用する場合は、名鉄西尾駅からコミュニティバスを使うと「歴史公園北」バス停で下車後、徒歩2分で到着します。
徒歩だと約15分かかるので、バスの利用がオススメです。

西尾駅にはレンタサイクルも用意されています。
天気の良い日はサイクリングがてら歴史公園を訪れるのも良い選択肢かも!
西尾市歴史公園に何があるのか見てみよう
駐車場近くには地図があるので、公園内に何があるのかを見てみましょう。

公園内には旧近衛邸のほかにも、復元された西尾城の本丸丑寅櫓や二之丸の表門である鍮石門、西尾市資料館も併設されています。
旧近衛邸に向かおう
駐車場から椿苑を通ると、旧近衛邸に辿り着くことができます。

椿苑を抜けて、まず目に入るのが旧近衛邸の数寄屋造りの外観です。

京都・公家の雰囲気を醸し出す落ち着いた建物が、緑豊かな庭園に溶け込んでいて、思わず足を止めてしまう美しさがありますね。
抹茶と和菓子を楽しもう!
旧近衛邸の中に入ったら、書院か茶室のどちらかで抹茶と和菓子を楽しめます。

書院の縁側から庭園を眺めながらのんびり一服するのがおススメ!

縁側に腰かけて庭園を眺めながら、西尾産の抹茶と季節の和菓子をいただきました。
抹茶は入口で注文した際に熱茶と冷茶を選択できます。

日常のあわただしさを忘れるような、ゆったりとした贅沢な時間が流れます。

呈茶の受付時間は10:00〜16:00です。
閉園直前だと間に合わない場合もあるので、早めの訪問がオススメです!
茶室も見学しよう
書院の奥には茶室があるので併せて見学させていただきました。
6畳あり、手前座脇に床の間を構える「亭主床」と呼ぶ特異な構成で、床框もひときわ高く、公家の茶の湯の場にふさわしいものになっています。
竹を格子状にした花明窓を配置しているほか、天井は杉の皮を使って模様に編んだ網代天井に仕立てられており、その場に足を踏み入れると、茶道の知識がなくても、格式の高さが十分に伝わってきます。

床の間には、「行雲流水」と書かれた掛け軸がありました。
深く物事に執着せず、自然の成り行きに任せて行動することが書かれたこの言葉は、この旧近衛邸でまったり過ごしていた時の自身の心情をうまく表していて、ピッタリな言葉だと思います。

庭園を散策してみよう
書院からは下駄を借りて庭園を歩くことができます。

爽やかな風に揺られて心地よい時間を過ごすことができます。
椿が咲く春の時期は、椿苑が更に見ごたえがありそうですね。

庭園からは数寄屋造りの外観を間近に見ることができます。

リフレクション写真に挑戦しよう
なんと、この旧近衛邸。
平日限定ですがレフ板を無料でお借りして、リフレクション写真を撮影することができます。
すると、河口湖の”逆さ富士”のような鏡のように反射した写真が出来上がります。



初心者の私でも見栄えある綺麗な写真が撮れましたので、皆さんもぜひ挑戦してみてください。

レフ版はスタッフさんにお声がけすると無料で貸していただけます。
【おまけ】ポケふたを探してみよう
ポケふたとは、地域の魅力発信を目的に、株式会社ポケモンから全国の自治体へ寄贈されているマンホール蓋です。それぞれの地域のイメージに合わせてデザインされており、西尾市は抹茶のイメージからポケモンの「マホイップ」と「ゴクリン」が描かれています。
このポケふたが西尾市歴史公園内ににある二之丸天守台の下の芝生に設置されています。

ポケふたと本丸丑寅櫓、旧近衛邸の3つを一緒に撮影できます。


皆さんも旧近衛邸に行った際には見つけて撮影してみてくださいね。
ポケふたの詳細についてはコチラをご覧ください。
まとめ
今回は愛知県西尾市にある旧近衛邸の様子を写真付きで紹介しました。
旧近衛邸は、無料で見学できる歴史的建造物でありながら、愛知サムライガーデンの1つに選ばれ、公家の茶の湯文化を肌で感じられる質の高い観光スポットです。
抹茶と季節の和菓子も味わえるため、歴史好きの方はもちろん、日本の伝統文化に興味がある方にもぜひ訪れてほしいスポットです。
今回の記事で押さえておきたい重要ポイント
- 旧近衛邸は入場無料で見学できる(お抹茶は有料)
- 書院と茶室からなる江戸後期の格式ある建物で、公家文化を体感できる
- 縁側から庭園を眺めながらお抹茶をいただける呈茶サービスが人気(10:00〜16:00)
- 駐車場は50台分&無料で車でのアクセスも安心
- 西尾市歴史公園内にあり、西尾城(本丸丑寅櫓)や尚古荘とセットで楽しめる
- 定休日は毎週月曜日(祝日を除く)や年末年始なので訪問前に要確認
- 「三河の小京都」西尾の街歩きとあわせた観光がオススメ
西尾市歴史公園内の各施設をゆっくり見学しても、所要時間は1〜2時間程度。
半日観光にちょうど良いボリュームです。
西尾の街には抹茶スイーツのお店や西尾城関連の史跡も点在しているので、旧近衛邸を拠点に「三河の小京都」を丸ごと楽しんでみてください!
りんね☆のひとこと

入場無料でこれだけの歴史と文化を体感できるのは、正直かなりコスパが良いと感じました。
(旧近衛邸内のトイレも綺麗目だったので嬉しかったです。)
お抹茶体験も含めてのんびり過ごしても2時間あれば十分なので、西尾の街歩きとセットで訪れるのがベストだと思います。
「三河の小京都」を五感で感じたい方に、自信を持っておすすめします!
愛知県には他にも魅力的な観光場所があります。
ぜひ他の記事も参考にしてみてください。


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