AI関連の値上がりで話題の半導体株。でも「どの1社を選べばいいか分からない」「値動きが激しくて個別株は怖い」と感じる方は多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、東証に上場する半導体関連銘柄にまとめて投資できるETF「NF・日経半導体株指数連動型上場投信(証券コード200A)」です。今回は200Aの分配金・信託報酬・連動する指数といった基本情報を、やさしく解説します。

「どの半導体株を選ぶか」で悩む時間がないなら、1本で業界全体に投資できるETFという選択肢もありますよ。
・半導体株に興味があるけど個別株選びで迷っている方
・NISAでAI・半導体関連にまとめて投資したい方
200A(NF・日経半導体ETF)とは?基本情報
連動する指数と運用会社
200Aは、正式名称を「NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型上場投信」といい、野村アセットマネジメントが運用するETF(上場投資信託)です。「日経半導体株指数(トータルリターン)」という指数への連動を目指しており、この指数は東京証券取引所に上場する半導体関連銘柄のうち時価総額が大きい30銘柄で構成されています。
つまり200Aを1本買うだけで、国内の主要な半導体関連企業30社にまとめて分散投資できるということですね。どの銘柄が伸びるか選びきれない、という方に向いた設計です。

上場は2024年6月と比較的新しいETFです。半導体関連にしぼった商品としては先発組にあたります。
基本情報
200Aの基本情報は、下記のとおりです。
| 証券コード | 200A |
| 名称 | NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型上場投信 |
| 連動する指数 | 日経半導体株指数(トータルリターン) |
| 運用会社 | 野村アセットマネジメント |
| 上場日 | 2024年6月4日 |
| 株価(2026年7月13日時点) | 5,125円 |
| 1株あたりの配当(年間合計) | 25円(年2回) |
| 分配金利回り(分配金÷株価) | 約0.49% |
| 信託報酬(税込・年率) | 0.165% |
| 分配基準日 | 4月7日・10月7日(年2回) |
| 売買単位 | 1口 |
分配(配当)金利回りは下にある過去の分配実績から直近2回分、つまり1年間でもらえた配当金から計算しています。
過去1年の配当利回りは配当25円÷株価5,125円で約0.49%と計算できます。
| 決算日 | 分配金 |
| 2026/04/07 | 14円 |
| 2025/10/07 | 11円 |
| 2025/04/07 | 13円 |
| 2024/10/07 | 7円 |

半導体関連銘柄は成長業界なので、会社の研究開発や設備投資など、事業を成長させるために稼いだ利益を使うため、配当利回りは低めになります。
高配当銘柄による「分配金でコツコツ」ではなく、株価の「値上がり益(キャピタルゲイン)」を狙う投資になるので、投資する際は自身の投資スタイルと合っているかよく確認しましょう。
信託報酬は年0.165%と低コスト
ETFを持っているだけで毎年かかる「信託報酬」は、年率0.165%(税込)です。一般的にETFの信託報酬は0.2%が一つの目安とされますが、200Aはこれを下回る低コストな設計。長期で保有するほど、コストの低さがじわじわ効いてきます。
銘柄の見直し時期
東京証券取引所に上場する半導体関連銘柄のうち時価総額が大きい30銘柄で構成されていますが、構成銘柄は毎年11月末に銘柄の入れ替えが行われます。

投資した私たちが何かする必要はありません。成績が悪くなった銘柄は自動的に成績の良い銘柄と入れ替えてくれます。
個別株とどう違う?キオクシア(285A)との比較
半導体関連の個別株というと、以前に他記事でもキオクシアホールディングス(285A)を取り上げました。同じ半導体テーマでも、今回の200A(ETF)とキオクシア(個別株)では特徴が大きく異なります。
キオクシアのような個別株は、その1社の業績次第で株価が大きく動きます。当たれば大きなリターンが期待できる一方、外れたときの値下がりも1社に集中するのがリスクです。対して200Aは30銘柄に分散されているため、どこか1社が不調でも他の銘柄でカバーされやすく、値動きがマイルドになりやすい設計です。

「まずは業界全体に薄く広く投資して、慣れてきたら気になる個別株も」というステップの踏み方もおすすめですよ。
実際にウォッチしてみて感じたこと
最近、経済ニュースをチェックする機会が増えたのですが、半導体関連の話題が出ない日はないくらい注目度が高いですよね。

普段の私は高配当銘柄で配当益(インカムゲイン)を狙う投資スタイルなのですが、AI・半導体関連銘柄があまりにも人気なので、少額だけキオクシア単体で購入してみました。
半導体関連銘柄はどの企業も似たようなチャートの動きをしているので、失敗してもダメージが少ないほどの少額ならば、個別株で投資しても良さそうですね。ただ、値下がりするときは大幅に下がるので、大量に投資するならリスク分散してダメージを抑制できる指数連動型が良さそうですね。
まとめ
今回は、東証上場の半導体関連銘柄30社にまとめて投資できるETF「NF・日経半導体ETF」(200A)を紹介しました。
200Aは信託報酬0.165%と低コストながら、日経半導体株指数を通じて半導体関連30銘柄に分散投資できるのが魅力です。しかし、分配金は年2回・利回り約0.46%と控えめなので、分配金狙いというより値上がり益を期待する成長ETFとして考えるのが実態に合っています。個別株選びに迷う方、そしてAI・半導体関連銘柄に手を出したい方の、最初の一歩にしやすい商品といえそうです。
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また、配当や優待は自分でも調べられますが、決算・増配・減配・優待の新設や変更といった最新の動きを一つずつ追いかけるのは、けっこう手間がかかります。プロが厳選した銘柄情報も参考にしながら投資先を考えたい方は、株情報サービス「旬の厳選10銘柄」をのぞいてみるのも一つの手です(※投資は最終的にご自身の判断・自己責任で)![]()
りんねのひとこと

1社を選びきれないときこそ、ETFで業界ごと少しずつ持っておく。焦らず、無理のない範囲で育てていきましょう。
書籍でも勉強できます。気になった方は是非。
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