皆さんは毎月分配金をもらって、働かずに好きなことだけして生きていきたいと思ったことはありませんか?
まったく働かない…とは考えなくても、毎日8時間労働するのは大変だから好きな時に好きなだけお仕事をできる仕事に憧れる人もいるのではないでしょうか。
しかし、そういった仕事は給料が安定せず、日々の生活に困る可能性があります。
そこで、投資をして配当金を貰うことで日々の生活費を稼ぐ手段があります。
例えば毎月10万円配当金が貰えるなら贅沢はできませんが、ほとんど働かなくても生活できる水準になりますよね?
そんな生活を夢見て、私も毎月配当金がもらえる銘柄を探していました。
残念ながら、毎月分配金をもらえる投資って基本的には買っても損をする罠みたいな銘柄が多いのです。
しかし、ここで私は気付きました。
3か月おきに配当金がもらえる銘柄を3種類選んで、それぞれ配当金がもらえる月を別々にすれば実質毎月もらえるのと一緒じゃないか…と。
これなら罠銘柄を避けて購入できちゃいます。
今回ご紹介するiFreeETF 東証REIT指数(1488)はそのうちの1つとして私が選んだ銘柄です。
毎月安定して配当金を得るための1歩を踏み出したいという方必見な内容となっていますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
iFreeETF 東証REIT指数(1488)とは
運用は不動産に精通した専門家が投資先を厳選し、複数の不動産に分散投資することでリスクを抑えるなどの工夫をしてします。
特に日本の不動産物件を対象としたREITをJ-REITと呼んでいます。
今回のiFreeETF 東証REIT指数(1488)もそのJ-REITの1つです。
簡単にいうと、普通の不動産投資は高額で手が出しにくい一面がありますが、REITであれば投資家達の少額資金をまとめて不動産に投資ができてしまうことが特徴ですね。
さらに細かいことをいうと、東証REIT指数の変動率に一致させることを目的として、東証REIT指数に採用されている銘柄の不動産投資信託証券に投資しているETFです。
難しい用語がいっぱいですし、あまり覚える必要もありません。
なんということはありません。
“取引所に上場し、リアルタイムで取引できる銘柄“のことですね。
証券取引所に上場していることから、取引所が開いている時間内であればいつでも取引できちゃう他、株式よりも配当金利回りが高いというメリットがあります。
要するに、世の中の平均的な値動きに一致するように変動していく、上場されたリアルタイムで取引可能な銘柄のことです。
基本的に株式よりは配当利回りが高くなるので、長期保有向きな商品です。
値動きは株式よりは激しく、急に大きく下がることもありますが、長期保有するなら気にする必要はありません。
むしろそういう時こそ買い増しする心構えでどっしり待機しておきましょう。
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下図は2024年7月14日現在、大和アセットマネジメント株式会社が公開している資料になります。
今のところ株価は1,800円付近を維持しています。
2024年7月14日現在は1口当たり約1,795.0円で購入できます。
商品に関する情報
そんなiFreeETF 東証REIT指数の商品情報は下記のようになっています。
株価(2024年7月14日時点) | 1,795.0円 |
1株あたりの配当(6月度) | 12.2円 |
配当利回り(年間配当÷株価) | 約4.27% |
売買単位 | 1口 |
権利獲得日 | 3,6,9,12月の各4日 |
過去1年間では1株あたり76.6円の配当金になっています。
つまり、100株持っていれば3か月ごとに平均約1,900円が手に入る計算ですね。
また、配当利回りは下にある過去の分配実績から直近4回分、つまり1年間でもらえた配当金から計算しています。
過去1年の配当利回りは配当76.6円÷株価1,795.0円で約4.27%と計算できます。
決算日 | 分配金 |
2024/06/04 | 12.2円 |
2024/03/04 | 26.8円 |
2023/12/04 | 12.0円 |
2023/09/04 | 25.6円 |
2023/06/04 | 11.4円 |
2023/03/04 | 25.1円 |
2022/12/04 | 11.1円 |
2022/09/04 | 24.4円 |
2022/06/04 | 11.3円 |
2022/03/04 | 23.3円 |
2021/12/04 | 11.4円 |
2021/09/04 | 21.9円 |
2021/06/04 | 11.6円 |
2021/03/04 | 23.4円 |
2020/12/04 | 12.0円 |
2020/09/04 | 22.6円 |
過去データから見ると3か月毎にもらえる配当金の多さは異なります。
今回受け取った配当金は6月分ですので、いつもより分配金が少ない月でした。
分配金の予定は決まっているわけではないのでよく変動しています。
これは家賃収入などによって変動するためですね。
iFreeETF 東証REIT指数は3月と9月の分配金が少し多めになることが特徴です。
次の9月度は多くなると思いますが、取引価格が下落しているなら買い増しておくのがおススメです。
振り込み日はいつなのか?
今回、6月4日に分配金を得る権利が手に入りましたが、実際に分配金が振り込まれたのは7月12日でした。
約1か月の遅れがあることを理解しておきましょう。
下の画像は2021年7月の分配金発生時に郵送されてきた収益分配金計算書です。
同じ用紙が3か月毎に送られてきます。
なお、下記画像では「iFreeETF 東証REIT指数」ではなく、旧名称の「ダイワ上場投信-東証REIT指数」が記載されています。
私は2021年の7月に50口から初めて、現在は400口保有しています。
今回は1口あたり12.2円なので、分配金は全部で4,880円。
税金約20%分を差し引いた3,889円が手元に残りました。
まとめ
今回はiFreeETF 東証REIT指数についてまとめました。
(6月と12月は少なめで、3月と9月は多めにもらうことができます)
また、年間配当利回りも安定して3%以上を維持していて、高配当を謳うだけあって株式とはまた違った非常に魅力的な商品だと思います。
株式は一般的に半年毎に配当金が振り込まれることが多いですが、このJREIT銘柄は四半期(3ヶ月)毎に定期的に配当金が貰うことができます。
さて、J-REITは分配金によるインカムゲインを狙った商品です。
今回のiFreeETF 東証REIT指数は3,6,9,12月に分配金の支払いが決定されますが、私は別途、決算月がバラバラの商品として1,4,7,10月に分配金の支払いが決定される商品と、2,5,8,11月に分配金の支払いが決定される商品を購入しています。
これらを組み合わせることで毎月分配金が振り込まれるようにしているのです。
組み合わせている別銘柄については別の記事をご覧ください。
コチラは1,4,7,10月に分配金の支払いが決定されるOne ETF東証REIT指数です。
コチラは2,5,8,11月に分配金の支払いが決定されるNFJ-REITです。
全てに100口ほど投資したのなら、平均として毎月2,000円近い金額が手に入ります。
今後はどんどん購入口数を増やして、まずは10倍の1,000口投資をし、毎月2万円近い金額が手に入るようにしたいところですね。
それが実現できたなら、さらにその10倍で毎月20万円手に入るようにしていきたいです。
何事も最初の一歩は小さいものです。
毎月の配当金生活の第一歩として、まずは小口からでも良いので初めてみるのも良いのではないでしょうか。
ちなみに、簡単に計算しますと1口が約2,000円なので100口購入には約20万円が必要となります。
1,000口では200万円、1万口購入するなら2,000万円が必要となります。これをREIT3つ分投資するなら約6,000万円必要です。
中々途方もない計画ではありますが、達成できたのなら、素晴らしい日々が待っていそうです。
無理のない範囲でぜひ皆様も素敵な配当金生活を送ってくださいね。
りんね☆のひとこと
400株持っていることで少ないながらも定期的にお金が入ってくる状態になりました。
最近は株価上昇に伴い、利回りも4%を超えてきてJREIT銘柄は少し割安感が出てきます。
正直買い時だと思っているので、NISA口座で買い増しを行う予定です。
ちなみに、こういった投資を始めて4年経過して幾ら資産が増えたのかも記事にしていますので、参考までにぜひご覧くださいませ!
2022年度に手に入れた配当金も赤裸々に公開中です。
最近読んで分かり易いと思った本がコチラ↓
マンガ部分はイメージを掴むためのオマケ感があるのですけど、全体的に読み易くて更に理解度が上がりました。
「図解入門ビジネス 最新J-REITの基本と仕組みがよ~くわかる本[第2版]」もおススメです。
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