今回は100株を10万円以下で購入できて、さらに配当利回りが高いことで有名な三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)の株や配当金について解説します。
・10万円以下で株を買いたい方
・安定感のある株を買いたい方
・ポートフォリオのリスク分散をしたい方
この記事を読むことで、三菱UFJフィナンシャルグループ株の魅力が理解できます。
銀行業界の株式をポートフォリオに組み込んでリスクを分散させたい方にもGood!
この企業は銀行業界の中でも私のお勧め銘柄なので、ぜひ最後までご覧いただき、新たな資産形成の一助としてもらえればと思います。

10万円以下で100株購入でき、なおかつ配当利回りが高いというのは大変魅力的ですよね。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)について
まずは企業紹介です。

言わずと知れた三菱グループですね。
三菱グループの中でも金融系を営む、”三菱UFJ銀行“、”三菱UFJ信託銀行“、”三菱UFJ証券ホールディングス“、”三菱UFJニコス“などを中心とした「総合金融グループ」のことを三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)と呼んでいます。

2015年3月期の決算では、国内銀行グループの中で初めて純利益が1兆円を超えるなどメガバンクとしての存在感も際立たせています。
そんなMUFGは10万円以下で購入できる高配当利回り株式として有名です。
その配当利回りは後程も説明しますが、3%以上の常連であり、時には4%も超えてきます。
事業基盤も盤石なため、長期保有で配当狙いの場合は選択肢に入ってくるかと思います。
最近はその人気度もあって徐々に株価は上昇してきていますが、それでも10万円以下で購入できる高配当利回りの銘柄として手に入る魅力的な銘柄となっています。

私は今のところMUFGが倒産する可能性は低いと判断し、短期の株価増減には左右されずに長期保有目的でじっくり資産を増やす方向性で考えています。
配当金についても増配傾向ですので、安定して配当金が手に入るのも大きいですね。
MUFGの配当金について
MUFGは3月末と9月末に株を保有していると1株当たり年間32円の配当金をもらう権利が発生します。
2022年9月末に株を保有していると1株あたり16円の配当金が手に入ることができました。
なお、2022年3月末時は1株あたり14.5円でした。
1株あたりの株価(2022年12月10日時点) | 754.8円 |
1株あたりの配当金(2022年度の年間合計) | 32.0円 |
配当利回り(配当÷株価) | 4.24% |
売買単位 | 100株 |
権利獲得日 | 3月末,9月末 |
なお、配当利回りは1株あたりの年間配当32円÷株価754.8円=4.24%と計算しています。
配当金は年2回に分かれています。
2022年度は3月に14.5円、9月末は16円です。
2021年度は3月に1株あたり12.5円、9月末に1株当たり13.5円でした。


私は400株ホルダーですので、2022年9月末分の配当金は16円×400株=6,400円でした。
実際にはこの値段から約20%税金で引かれちゃうので、手元に残ったのは5,100円となります。
100株保有で半年毎に約1,300円手に入るという認識です。
振り込み日は結局いつ??
MUFGの配当金権利日は3月末と9月末になります。
その日までに株を持っていると、株式数に応じて配当金が手に入ります。
しかし、すぐに口座へ振り込まれるわけではありません。
2022年9月末に権利日を迎えた際、支払い確定日は12月5日でした。
なお、2022年3月末の分は6月30日。
2021年9月末の分は12月6日でした。
つまり約2~3か月の遅れがあります。
権利日を迎えてもすぐに配当金が手に入るわけではなく、権利日に権利獲得者の情報が株主名簿に登録処理をされるので、実際に振り込まれるのはもっと遅くなるのです。

すぐに振り込まれなくても、忘れられているわけではありません。
ゆっくり待ちましょう。
権利獲得日の罠に注意!
配当金や株主優待など投資で配当をもらう際には注意しなければならないことがあります。
大事なことは「一定数以上の株式を保有し権利確定日の株主名簿に掲載されていること」ですが、一つ罠があります。
それは「権利確定日」にお目当ての会社の株を買っても遅いということです。
配当の権利を得るためには、「権利確定日」から2営業日前の「権利付最終売買日」までに株式を購入する必要があります。
例えば3月31日が権利確定日の場合、3月29日には保有している必要があります。
株式を購入してから株主名簿に掲載されるまでの間には、2営業日のタイムラグがあるからです。

せっかくの配当もこれを勘違いしてしまうと無駄になってしまいます。
絶対に間違えないようにしましょう。
もし不安ならそれより前に株を買っておくと良いですよ。
ちなみに、配当が出る時は株価は基本的に上昇傾向にあり、権利付最終売買日を超えると株価は下がるのが一般的な値動きとなります。
まとめ
今回は三菱UFJフィナンシャル・グループの株式銘柄を紹介しました。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は株主優待こそありませんが、10万円以下という低価格で100株の株を手に入れることができます。
配当利回りも3~4%を超える銘柄として、長期保有目的で持ち続けるならかなり優良企業です。
配当金が実際に振り込まれるのは約3か月かかりますが、まったり配当生活をするなら皆さんの保有株として加えてみてはいかがでしょうか。
りんね☆のひとこと

最近は株価が高くなってきていますが、それに応じて配当も多くなっている株です。
100株単位でも10万円以下で配当利回りが高いのは珍しく、様子見をして600円を下回ったら、すぐにでも買い増しをしたいとは思いますが、今後もどんどん上昇すると思っています。
購入する際のタイミングは気を付けないとですね。
しっかり考えたうえで株式を保有し、配当金で不労収入を増やして人生をより楽しいものにしていきましょう。
コメント