名古屋市西区の「トヨタ産業技術記念館」は、トヨタグループが発祥の地につくった、ものづくりの博物館です。
博物館と聞くと、「機械の展示は子どもには難しそう」と感じる方もいるのではないでしょうか。
館内では、本物の織機や自動車の機械が動く様子を見られます。金属を加工する実演やガイドツアーもあり、展示を見るだけでなく「動いているところ」を楽しめる場所です。名鉄の栄生駅から歩いて3分で、無料の駐車場もあります。
この記事では、館内の様子を写真で紹介します。開館時間や入場料、駐車場、実演の時間もまとめました。
名古屋駅の近くで、雨の日でも親子で楽しめる場所を探している方は、参考にしてください。
・トヨタ産業技術記念館の入場料や駐車場、実演の時間を知りたい方
・機械や車が好きな子どもと出かけたい方


駐車場は220台分あって無料です。館内はお手持ちのカメラやスマホで撮影できますよ。
トヨタ産業技術記念館はどんな所?
トヨタ産業技術記念館は、1994年6月に開館した博物館です。
トヨタグループの創始者・豊田佐吉が織機の研究のために建てた工場の場所と建物を使っていて、赤レンガの工場は近代化産業遺産に認定されています。
館内は、大きく次の2つに分かれています。
- 繊維機械館(糸を紡ぎ、布を織る機械の移り変わり)
- 自動車館(自動車をつくる技術の移り変わり)
ほかに展示場の「テクノランド」があります。図書室やミュージアムショップ、レストランもあります。
基本情報
| 施設名 | トヨタ産業技術記念館 |
| 住所 | 〒451-0051 愛知県名古屋市西区則武新町4-1-35 |
| 開館時間 | 9:30〜17:00(入場受付は16:30まで) |
| 休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 2月上旬に連続休館あり(2027年は2月1日〜5日) |
| 入場料 | 大人1,000円 65歳以上600円 大学生500円 中高生300円 小学生200円 未就学児は無料 (65歳以上・大学生は証明できるものを提示) ※支払いは現金のみ |
| 駐車場 | 無料(乗用車220台) |
| アクセス | 【電車】 名鉄名古屋本線「栄生駅」から徒歩3分 JR「名古屋駅」から徒歩20分 【バス】 なごや観光ルートバス「メーグル」で「トヨタ産業技術記念館」下車すぐ 【車】 名古屋高速「明道町出口」から5分程度 |
| 電話 | 052-551-6115 |
障がい者手帳などをお持ちの方と、付き添いの方1名は無料です。
また、名古屋市立の小学校の春・夏・冬休みの間は、小学生も無料になります。

ノリタケの森(クラフトセンター)との共通入場券もあります。2つの施設は近くにあるので、まとめて回る方は総合案内で聞いてみてください。
所要時間の目安
当日に先着順で受付しているガイドツアーを使うと、繊維機械館と自動車館の見どころをそれぞれ45分で効率的に案内してくれます。
ガイドツアー無しで行く場合、繊維機械館と自動車館の見学で1時間以上は必要と思っておきましょう。
ゆっくり見て回るなら2時間~3時間以上はかかると思います。
繊維機械や自動車の原理や仕組みを遊びに変えて実際に体験できるテクノランドは約1時間ほど必要です。
あとは1階の特別展示室や図書館、レストラン、カフェを利用する場合にはさらに所要時間が伸びるため、半日から1日滞在することも可能です。
マップ

ノリタケの森やイオンモールまで徒歩10分もかからない距離なので気軽に立ち寄れるのが嬉しいです。
ベビー連れ・車いすで行く方へ
| 設備 | 内容 |
| ベビーカーの貸し出し | あり ※受付で申し出が必要・数に限りあり |
| 車いすの貸し出し | 大人用・子ども用あり ※受付で申し出が必要・数に限りあり |
| 授乳室 | 1か所(給湯設備・ベビーベッドあり) |
| おむつ替え | ベビーベッドのあるトイレあり |
| 移動 | スロープ・エレベーターあり |
| 障がい者用駐車場 | 5台 |

館内には、傘(日傘を含む)は持ち込めません。自撮り棒や三脚も使えないので、気をつけましょう。
実際に歩いてみた!トヨタ産業技術記念館の見どころ
無料駐車場と赤レンガの建物
駐車場は無料です。のこぎりの歯のような屋根が並ぶ赤レンガの建物に沿っており、車いすマークの駐車スペースもありました。

道路沿いには、「P 駐車場」と「南入口」の案内が立っています。

マップを見ないと入口がどこか分からない…。

敷地内には、窓の並ぶ赤レンガの建物が続いています。

入口の横には、「トヨタ産業技術記念館」の看板。

入場券を買って館内へ入ろう
館内には、入場券の売り場があります。


入場券は現金払いだけなので要注意!


子連れということもあり、はぐみんカードの特典を使うことで入場料を半額にしてもらえました。
売り場の近くには、撮影のルールの看板もあります。カメラのマークに「OK」と書かれていて、三脚や一脚、自撮り棒は使えません。


残念ながらテクノランドの入場はできませんでした。
エントランスロビー
エントランスロビーには、大理石の台の上に「環状織機」が置かれています。豊田佐吉が1906年に発明した織機で、回転する動きで布を織り上げます。

環状織機は、1日4回(9:55・11:25・13:25・14:55)実演しています。最初に実演の時刻を確かめておくと、回る順番を決めやすいですよ。
繊維機械館
購入したチケットを持って、繊維機械館の入口から進んでいきましょう。

繊維機械館には、糸を紡ぐ機械や布を織る機械が並んでいます。木の床の通路の両側に、大きな機械が続いていました。

糸紡ぎ機の実演をやっていたりして、人がたくさん集まっていました。

天井からは「動力の変遷」と書かれた幕が下がっています。機械を動かす力の移り変わりを紹介するコーナーです。


蒸気機関の実演もあるようですが、今回は見られませんでした。
金属加工の実演
金属加工の実演コーナーもあります。

入口に実演の時間が書かれています。鍛造は10分おき、切削と鋳造は1日2回ずつです。


実演の時間は変わることがあります。行く前に公式サイトの「各種実演時間のご案内」で確かめておくと安心です。
自動車館
自動車館は、天井の高い大きな展示場です。床の上には、いろいろな時代の車が並んでいます。

車体の骨組みを持ち上げて、下のエンジンやタイヤの付いた車台と分けて見せる展示もありました。車がどんな部品からできているのかを、目の前で見られます。

車の中がわかるように、外板を切り取った展示もあります。座席の下や後ろの部品まで、のぞきこめます。

ハイブリッド車の部品の展示では、壁に漫画のパネルが並んでいました。開発の様子を、漫画で読みながら見られます。

トヨタ創業期の試作工場
木の床と白い壁の「試作工場」もあります。豊田喜一郎が1933年に自動車部を作り、翌年に建てた「材料試験室」と「試作工場」を移して再現したものです。

ロボットの展示
楽器を持ったロボットの展示もあります。が、残念ながら演奏の実演はできないようです。

この楽器ロボットは演奏しませんが、南ロビーでは別のパートナーロボットのバイオリン演奏を、1日5回(11:10・13:20・14:40・15:40・16:40)実演しています。

土日祝日には、実験や模型で繊維や自動車のしくみを説明する「テクノライブショー」(11:30・14:00・16:00)もあるようです。子どもと一緒なら、こうした実演に合わせて回ると楽しみやすいですよ。
テクノランドと本の森
テクノランドは、繊維機械館・自動車館と並ぶ展示場の1つです。入るには、当日に館内で先着順に配る整理券が必要です。訪れた日は、残念ながら整理券の配布は終わっていました。

テクノランドで遊びたい方は、館に着いたら先に整理券をもらいに行きましょう。
繊維機械館と自動車館の途中には「本の森」という、本を読めるスペースもあります。丸いいすが並んでいて、ひと休みにも使えます。

記念スタンプとミュージアムショップ
館の記念スタンプもせっかくなのでやっておきましょう。

ミュージアムショップには、車にちなんだグッズやお菓子が並んでいます。

名古屋の名産品が気になった方は、ふるさと納税で探す方法もあります。さとふるで「名古屋市」を探すと、名古屋市のお礼品を一覧で見られます(お礼品の内容や寄付金額は時期によって変わります)。
よくある質問
入場料はいくらですか?
大人は1,000円、小学生は200円です。65歳以上・大学生・中高生の料金は、上の基本情報の表を見てください。未就学児は無料です。
駐車場はありますか?
無料の駐車場があり、乗用車220台が停められます。
写真は撮れますか?
カメラやスマートフォンで撮影できますが、三脚や自撮り棒は使えません。
ガイドツアーはありますか?
無料のガイドツアー(各45分)があります。日本語のツアーは、繊維機械館が10:00と13:30、自動車館が11:15と14:45です。展示場の入口で、当日申し込みます。
まとめ

- トヨタ産業技術記念館は、トヨタグループ発祥の地にある、ものづくりの博物館
- 開館は9:30〜17:00で、月曜日(祝日の場合は翌日)が休館
- 入場料は大人1,000円。未就学児は無料
- 無料駐車場は220台。名鉄の栄生駅から歩いて3分
- 環状織機や金属加工の実演、無料のガイドツアーがある
出かける前に、公式サイトで開館カレンダーと実演の時間を確かめておくと安心です。
あわせてどうぞ
同じ名古屋市の、ノリタケの森や名古屋城も写真で紹介しています。


- 見にトリップのスタンプを押せる施設を、地図と一覧で探すなら → 見にトリップ 施設マップ
りんねのひとこと

大きな機械が並ぶ館内は、見ているだけでも迫力がありました。実演の時間に合わせて回ると、もっと楽しめそうです。
まずは公式サイトで開館日と実演の時間を確かめて、出かける日を決めてみてください。
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