Googleアドセンスの審査に無事に通過した皆さん、本当におめでとうございます!
かなり大変な思いをした方も多いのではないでしょうか。
さて、喜びと共にアドセンスにログインしてみると、画面の中に下図のような通知が出たりしていることがあります。
これは税金の情報提出した方が良いのでは?という案内です。
つまり、この画面は税務情報を提出していない場合に出てきます。
実はYouTubeのパートナープログラムで収益を得ている人はGoogleアドセンスによって収益や税金の情報をアメリカの税務局に報告する必要があります。
しかしGoogleアドセンスの広告収入を得ている人については特に指定されていません。
でも今後アドセンスプログラムの変更によって突然必要になることもあるんじゃない?
じゃあGoogleアドセンスで収益があるブロガーさんも同じように提出しておいた方が良い?
私はそう考え、米国の税務情報を提出することにしました。
今回この記事を見に来てくださった人の中には同じように考えている方がいるかと思います。
そこで今回の記事では、Googleアドセンスの審査に合格した後に設定した方が良いかもしれない、米国の税務情報の提出方法について解説します。
・米国の税務情報の提出方法を知りたい人
ステップは多いですが、決して難しくはありません。
同じようにやれば10分もかからずに終わらせることができますから、ササっと終わらせてしまいましょう。
ぜひ一緒にやってみてくださいね。
Googleアドセンスのタイトルで見に来たけど、まだ合格できてない…という方はぜひ下の記事を参考にしてください。
米国の税務情報とは?
GoogleのYoutubeヘルプを見てみると次のように記載されています。
Youtubeでせっかく収益を得ても、収益合計の最大24%が税金として取られてしまうということですね。
これはYoutubeがアメリカのサービスであるため、アメリカに税金を納める必要があるということです。
日本だけでなくアメリカでも税金を納めるなんてすごく損している感じになりますよね。
実際、日本に納税している人はアメリカに税金を払う必要がありません。
米国への税務情報を提出とは、「アメリカへの税金の支払いを免除してもらうこと」になります。
この証明により、日本とアメリカでの税金の二重取りを防止することが可能となります。
つまり、アドセンス収益がそのまま振り込まれるようになります。
現在、ブログでGoogleアドセンスによる広告収入を得ているだけなら必要ではないですが、今後突然必要になる可能性があります。
その時、もし広告収入で100万円の収益を上げている人がいるなら、アメリカだけに20万円近く税金を支払い、そのあと日本にも税金を納めるうことになります。
税金の二重取りを防ぐためにも今の内から提出しておきましょう。
米国の税務情報の提出に必要なもの
提出するための手続き途中でマイナンバーカードに記載されている12桁の番号が必要になります。
記憶している人は少ないでしょうし、手元に用意しておくとスムーズに作業を進めることができます。
米国の税務情報の提出手順
次に、Googleアドセンスから米国の税務情報を提出する具体的な手順を説明していきます。
ぜひ一緒にやってみてくださいね。
Googleアドセンスにログインしたら、左欄にある「お支払い」→「お支払い情報」の順でクリックしてみましょう。
すると、画面右側に出てくる設定ブロックの中から「設定を管理する」をクリックしましょう。
次に、「お支払いプロファイル」のブロックから「名前と住所」を確認します。
もし名前が漢字で表記されていたらアルファベット表記(※名→姓順)に変更しましょう。
住所は日本語のままで大丈夫です。
次にその真下にある「アメリカ合衆国の税務情報」の編集マークをクリックします。
すると「税務情報の管理」という文字が表示されますので、こちらをクリックしましょう。
次の画面では「税務情報の追加」をクリックします。
さて、ここからそれぞれ税務情報を追加していきます。
まずは下図のようにそれぞれチェックマークをつけていきましょう。
個人口座なら「個人」にチェックをつけます。
米国民か、米国に住んでいるかに当てはまらなければ「いいえ」を選択します。
ここまでチェックを付けて「次へ」がある場合は、それをクリックします。
すると続けて記入することができますので、「W-8BEN」をチェックし、「W-8BENフォームの記入を開始する」をクリックしましょう。
次の画面では3か所記載します。
1.個人名をアルファベットで入力
2.市民権のある国を選択
3.マイナンバーを記載
次の画面では住所を記載します。
「送付先住所は定住所と同じである」場合はチェックマークをつけて終わりです。
もし違う場合は英語で各住所を記載する必要があります。
次に租税条約の項目についてそれぞれチェックマークをつけていきます。
あまり気にせずに下図と同じようにチェックしてもらえれば問題ありません。
次の画面ではこれまでに記載してきた内容を確認できます。
プレビューで内容を確認し、問題がなければ宣誓のチェックをつけて、次の画面にいきましょう。
次の⑤納税証明では、署名欄にアルファベット表記で名前を入力し、署名欄にチェックをつけたら「次へ」をクリックしましょう。
次ページでは米国内で活動やサービスをしているかについて確認です。
なにもしていなければ「いいえ」にチェックをし、その下のチェックボックスにもチェックをつけましょう。
「税務上の地位の変更に関する宣誓供述書」の項目では、初めてのアドセンス利用か否かでチェックをする場所が異なります。
最後は税務書類の受け取り方法についてです。
郵送で受け取りたいか、電子的に受け取りたいか、皆さんの好みに合わせて選びましょう。
すると、W-8BENが「申請済み」と表示されますので、これにて手続きが完了となります。
お支払いプロファイルのブロックを確認すると、しっかりアメリカ合衆国の税務情報が追加されています。
さらにその後には税務情報が承認されたというメールも受信できます。
ここまで出来ましたら問題なく審査が通っています。
ここまで本当にお疲れ様でした。
まとめ
今回の記事では、Googleアドセンスの審査に合格した後に設定した方が良いかもしれない米国の税務情報の提出方法について解説しました。
もし突然ブログ運営者も必要になった場合、税務情報を提出していないと、日本で課税されてしまうだけでなく、米国内で発生した収益に対しても最大24%の課税がされてしまいます。
この二重で課税されてしまうことで、一気に収入ダウンとなってしまいますので、今のうちに提出しておくのが吉かもしれません。
りんね☆のひとこと
Googleアドセンスの審査に合格したらやるべきことはいくつかあります。
今回紹介した「米国の税務情報の提出」は必須ではありませんが、今後必須になる可能性がありますし、10分もあればできる内容ですからやっておいても損はないはずです。
この記事では私が実際に行った時の様子を公開しているので、同じようにやっていくと問題なく提出できるかと思います。
他にもGoogleアドセンスの審査通過後に行うべき設定などはコチラを参考にしてくださいね。
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