神奈川県足柄下郡(あしがらしもぐん)箱根町の仙石原(せんごくはら、せんごくばら)には数多くの名所があります。
今回はその仙石原の名所の一つ、箱根湿生花園(はこねしっせいかえん)に行ってみましたので、園内の情報などをお届けします。
この記事を見て頂くと、箱根湿生花園の入園料や園内施設の情報、加えて現地までのアクセスや駐車場の有無などの情報を知ることが出来ます。
これから箱根を観光しようと思っている方におススメできる内容になっていますのでぜひ最後までご覧ください。
箱根湿生花園とは
箱根湿生花園は、湿原をはじめとして川や湖沼などの水湿地に生育している植物を中心にした植物園です。
はこね湿生花園HPより
園内には低地から高山まで、日本の各地に点在している湿地帯の植物200種のほか、草原や林、高山植物1100種が集められ、その他、珍しい外国の山草も含め、約1700種の植物が四季折々に花を咲かせています。
園路は低地から高山へ初期の湿原から発達した湿原へと順に植物を見てまわるようになっています。
過去には天皇家の方々も何度も来訪されているようです。
開園期間
2021年の開園期間は3月20日~11月30日までとなっています。
期間中は無休ですが、植物園なので冬の時期は閉演されています。
開園時間
開園時間は9:00から17:00となっています。
ただし、最終入園時間は16:30です。
入園料
入園料は下記のようになっています。
区分 | 料金 |
大人(個人) | 700円 |
小人(個人) | 400円 |
大人(団体) | 500円 |
高校生(団体) | 350円 |
小・中学生(団体) | 300円 |
園児(団体) | 200円 |
回数券(5枚綴り) | 3,000円 |
入り口でチケットを購入し園内へ入場します。
標準見学時間
園内は広く、ゆっくり見て歩くと約40分ほどかかります。
展示室もあり、こちらは約20分ほど。
一つ一つの植物をしっかり見ていくと1時間ほどかかる可能性があります。
アクセス
箱根湿生花園には色んなルートから訪れることができます。
詳しくは公式HPをご参照ください。
宮ノ下から | 箱根登山バス「湖尻・桃源台」行きに乗り約15分「仙石案内所前」下車徒歩8分 |
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強羅から | 箱根登山バス「箱根湿生花園」行きに乗り約30分終点下車 |
小涌園から | 箱根登山バス「箱根湿生花園」行きに乗り約35分終点下車 |
湖尻または桃源台の 船着き場から | 「小田原・湯本」行きで「仙石案内所前」下車徒歩8分 |
元箱根・箱根から 観光船利用 | 「桃源台」または「湖尻」まで行き仙石方面行バスに乗り換え |
元箱根・箱根から バス利用 | 小田原方面行のバスに乗り「宮ノ下」で下車し「湖尻・桃源台」行きバスに乗り換え |
自動車 | 東名高速道路・御殿場ICから国道138号線を箱根方面に約20分。 信号のある「仙石原」交差点を右折、花屋のあるY字路を右へ入り1分ほど |
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路線バス | 御殿場駅から箱根登山バス「仙石」行で「仙石案内所前」下車徒歩8分 |
高速バス (要予約) | 新宿駅南口バスタ発「御殿場経由」の小田急高速バス「桃源台」行きで、 「仙石案内所前」下車徒歩8分。 箱根湿生花園ハイウェイパス ( 入園引換券付き ) も発売中 |
自動車 | 宮ノ下で国道1号から国道138号線に入り ( 点滅の信号を直進 ) 約15分、 信号のある「仙石原」交差点を左折、花屋のあるY字路を右へ入り1分ほど |
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JR線 | 小田原駅下車。小田原駅 ( 東口4番バス乗り場 ) からバス。 「湖尻・桃源台」行で「仙石案内所前」下車徒歩8分 |
小田急線 | 「箱根湯本」駅下車。箱根湯本駅からバス。 「湖尻・桃源台」行きで「仙石案内所前」下車徒歩8分 |
路線バス | 小田原駅 ( 東口4番バス乗り場 ) または箱根湯本駅始発の 箱根登山バス「湖尻・桃源台」行に乗車。 小田原から約45分、箱根湯本から約30分「仙石案内所前」下車徒歩8分 |
施設めぐりバス | 強羅駅から「湿生花園」行きで約30分 |
駐車場
箱根湿生花園には第一駐車場と第二駐車場があり、約90台ほど収容可能です。
大型観光バスも5台(前日までに要予約)まで収容でき、電気自動車の充電施設もあります。
また、身障者優先駐車スペースもあるので、どんな方でも終日無料で駐車ができます。
駐車場内にはトイレもあります。
付帯施設
園内には喫茶店や売店、レクチャールームや学習室、身障者用トイレ、ロッカーも完備されています。
また、園内には貸し出し用の車椅子5台(先着順)があります。
注意点(ペットの持ち込みや植物の採取について)
箱根湿生花園の注意点は下記の2点です。
どちらのルールも順守するようにしましょう。
- 園内へのペットの持ち込みは原則的に禁止
- 園内の動植物の採取禁止
園内散策してみました
チケットを購入して入場すると、まずはアルコール消毒が求められます。
ついでにパンフレットも貰っていきましょう。
園内の案内図や花の咲く時期や見所を紹介してくれています。
もちろんパンフレット外でも案内板があります。こちらを参考に植物を見て回りましょう。
園内は整備されて歩きやすいです。
「順路」という看板がありますので、そちらに沿って歩いていきます。
途中で健脚コースと近道コースに別れます。
自分の持ち時間に応じてお好きなコースをお選びください。
今回訪れた際にはイベントとして、園内のカエデを見て回り、どのカエデなのか種類を当てるウォッチングラリーも開催されていました。
正解するとポストカードが手に入りますし、せっかくなので参加を決意。
ゆっくり植物を鑑賞して回りましょう。
可愛い名前の花にも出会えます。
園内には鳥が遊びにきています。
地面の色と同化していて写真では分かりづらいかもしれませんが、素早い動きで走り回っていたので、簡単に見つけることができます。
約1時間、ウォッチングラリーも行いつつ、色々と見て回りました。
四季折々の植物がありますので、春・夏の季節にしか咲かない花などは見ることができませんが、秋ということでリンドウやヤマトリカブト、カエデ類を楽しむことができました。
周辺の観光名所
箱根湿生花園は非常に見所が多い場所ですが、その周囲にも観光名所があります。
この湿生花園から徒歩約15分ほどの場所には広大なすすき草原が広がっています。
特に、秋の季節は黄金色に輝いて風に揺られる姿は圧巻です。
湿生花園を楽しんだ後には幻想的な景色が広がるすすき草原を楽しむのも良いのではないでしょうか。
他にも星の王子様ミュージアムやポーラ美術館、ラリック美術館など、芸術関係の観光名所が豊富です。
仙石原に訪れる際にはぜひこれらの観光名所に足を運んでみてくださいね。
まとめ
今回は神奈川県足柄下郡(あしがらしもぐん)箱根町の仙石原(せんごくはら、せんごくばら)にある名所の一つ、箱根湿生花園(はこねしっせいかえん)について園内情報やアクセス、駐車場などの情報を紹介しました。
冬以外の季節は毎日開園して四季折々の植物を鑑賞することができますので、仙石原に訪れた際には他の芸術関係の名所と共に足を運んでみてくださいね。
りんね☆のひとこと
冬以外はいつ訪れても楽しめます。
むしろ季節によって園内の景色が変わり、楽しめる花々が変化するのがポイントですね。
秋の場合は、この花園から徒歩15分ほどの距離にあるススキ草原で広大な黄金景色も楽しめるのでお勧めかもしれません。
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