皆さん、こんにちは。りんね☆です。
今回もWindowsパソコンを使う際に作業を楽にするショートカットキーを紹介していきます。
前回の記事ではファンクションキーをご紹介しました。
今回はWindowsキーを使った便利でお勧めのショートカットキーを説明していきます。
この記事を読んでもらうことで、マウスを使わずにテキパキと作業ができるようになります。
日々パソコン業務をする必要のある方は仕事の能率UPを目指すことができますので、ぜひ最後までご覧ください!
キーボード
私が使っているキーボードは前回の記事同様にこちらです。
USBで接続するテンキーありの薄型キーボードです。
ショートカットキー
ご存じの方も多いでしょうが、ショートカットキーについて改めて説明しますね。
キーボードにはショートカットキーというものが設定されています。
文字通り、動作を”ショートカット“できる機能です。
マウスで操作しても同じような動作ができますが”ショートカット”の名の通り、一般的な操作を迅速に実行できます。
ただし、ある程度PCの操作に慣れていない人やマウス操作が得意な人は、逆に操作が遅くなっちゃう場合もありますから気を付けてくださいね。
でもキーボードだけで操作できるとかなり早くPCで作業ができるのも事実ですし、パソコンがフリーズした時にも、キーボードのみで再起動ができちゃったりします!
今回は冒頭に説明しているように、ショートカットキーのうち、Windowsキーを使ったショートカット機能について説明していきますね。
使いこなせるとすごく仕事ができる人みたいに見られます。
Windowsキー
Windowsキーはキーボード下部に設置されている、Windowsマークの印字されたキーです。
下の写真ですと、左下にあるのが見えますね。
キーボードの種類によっては左下と右下の2か所にある人もいますよ。
Windowsキーによるショートカット一覧
まずはさっくり一覧表をお見せします。
私が良く使うお勧めのショートカットキーは赤字にしています。
システム関連
まずは、Windowsシステムに関連したショートカットをずらり。
ショートカットキー | 動作 |
---|---|
Windows | スタートメニューを開く |
Windows + L | PCをロック、またはアカウントの切り替える |
Windows + V | クリップボード履歴を表示する |
Windows + S | 検索を開く |
Windows + Q | 検索を開く |
Windows + I | [設定]を開く |
Windows + A | アクションセンターを開く |
Windows + E | エクスプローラーを開く |
Windows + R | [ファイル名を指定して実行]を開く |
Windows + K | [接続]クイックアクションを開く |
Windows + X | [クイックリンク]メニューを開く |
Windows + Alt + D | 日付と時刻を表示する |
Windows + W | Windows Ink ワークスペースを起動する |
Windows + Pause | [システムのプロパティ]を表示する |
Windows + Shift + V | 通知を順番に切り替える |
Windows + Ctrl + F | PCを検索する(ネットワークに参加している場合) |
Windows + Ctrl + Shift + B | PCのブランク画面またはブラックスクリーンから復帰する |
Windows + C | Cortanaを聞き取りモードで開く(事前設定で有効済みの場合) |
システム関連は上記のキーがあります。
最初のWindowsキーだけのショートカットは皆さん使っているかもしれませんね。
これで自分のインストール済アプリを検索したり、シャットダウンを行ったり、色々とできちゃう万能なキーです。
これだけですとマウスも併用して操作することにもなっちゃいますから、ちょっと手間が増えちゃう問題もあります。
しかし、紹介する機能はすべてこのスタートメニューから操作できるものです。
たくさんあって覚えるのが大変!という方は、この万能キーだけでも覚えて帰ってくださいね!笑
Windows+Lは職場で利用される方も多いのではないでしょうか。
セキュリティの都合上、座席から離れる時は画面をロック状態にすることでセキュリティを高めることができます。
Windows + Eはエクスプローラーを表示してくれるショートカットです。
フォルダ関係の操作では必須ともいえる機能ですので、ぜひ覚えていったくださいね。
Windows + Rは[ファイル名を指定して実行]を開く機能があります。
このショートカットキーはこれだけですと、意味を成しません。
しかし、実行したいプログラムファイル名を入力することで、瞬時にソフトを立ち上げることができるようになる、超便利機能です。
例えば、下写真のように”mspaint”と入力してエンターキーを押すと、ペイントソフトが立ち上がります。
他にも”winword”でワードソフトが、”excel”でエクセルソフト、”powerpnt”でパワーポイントが立ち上がりますよ!
ほかのソフトも対応しているので気になる方はぜひ調べてマスターしてみてください。
覚えるものが増えてしまいますが、覚えておくとパソコン作業が爆速になりますので、ぜひ覚えてくださいね。
画面やウインドウの操作関連
次に画面やウィンドウの操作に関連したショートカットです。
ショートカットキー | 動作 |
---|---|
Windows + Tab | タスクビューを開く |
Windows + D | デスクトップを表示する |
Windows + M | すべてのウィンドウを最小化する |
Windows + Shift + M | 最小化されたウィンドウをデスクトップに復元する |
Windows + コンマ (,) | デスクトップを一時的に表示する |
Windows + Home | 作業中のウィンドウを除くすべてのウィンドウを最小化する |
Windows + ↑ | ウィンドウを最大化する |
Windows + ↓ | ウィンドウを最小化する |
Windows + ← | 画面の左半分にウィンドウを最大化する |
Windows + → | 画面の右半分にウィンドウを最大化する |
Windows + Shift + ↑ | ウィンドウを縦方向に最大化する |
Windows + Shift + ↓ | ウィンドウを最小化、または縦方向最大化を戻す |
Windows + Shift + ← | ウィンドウを左のモニターディスプレイに移動する |
Windows + Shift + → | ウィンドウを右のモニターディスプレイに移動する |
Windows + O | デバイスの向きをロックする |
Windows + P | マルチディスプレイ出力モードを選択する([映す]クイックアクションの表示) |
Windows+ PrintScreen | スクリーンショットを撮影して保存する |
Windows + Shift + S | 「切り取り&スケッチ」を起動 |
私が良く使うのは、Windowsキー+矢印キーですね。
最大化したいときにはWindows+↑キーで簡単に最大化できます。
他にも一つの画面で複数のウィンドウを見たいときにはWindows+左右の矢印キーを使うことで画面を綺麗に分割することもできます。
上手くやると画面を4分割することもできますよ。
その分、1つあたりのウィンドウが小さくなります。
あとはWindows+Shift+Sキーですね。
画面をスクショしたいときによく使っています。
切り取り&スケッチを立ち上げるので、マウスで自分がスクショしたい部分だけを範囲選択することでクリップボードにコピーできます。
覚えておいて損はないはずです。
タスクバー関連
タスクバーに関連したショートカットです。
残念ながら私が普段使っているものはないですね。
後述するアプリ起動に関連したショートカットの中に一発でタスクバー上のアプリを起動できるショートカットがあるので、そちらを覚えていると十分かと思います。
ショートカットキー | 動作 |
---|---|
Windows + B | 通知領域にフォーカスを設定する |
Windows + T | タスクバー上のアプリを順番に切り替える |
Windows +Shift + T | タスクバー上のアプリを逆の順番に切り替える |
入力言語やキーボード関連
続いてキーボード周辺の操作になります。
こちらも普段使うことはないですね。
ショートカットキー | 動作 |
---|---|
Windows + ピリオド (.) | 絵文字パネルを開く |
Windows + コロン (:) | 絵文字パネルを開く |
Windows + Space | 入力言語とキーボードレイアウト、IMEを変更する |
Windows + Ctrl + Space | 以前選択していた入力言語とキーボードレイアウト、IMEに変更する |
Windows + スラッシュ (/) | IMEの再変換を開始する |
Windows + Ctrl + O | スクリーンキーボードをオンにする |
アクセシビリティ関連
Windows10nはコンピューターを使いやすくカスタマイズする様々なアクセシビリティツールを備えています。
ここではそんなアクセシビリティに関連したショートカットキーを一覧にしています。
普段そんなに使う機能でもないですし、必要な機能だけ覚えると良いかと思います。
ショートカットキー | 動作 |
---|---|
Windows + 正符号 (+) | 拡大鏡を開く、または拡大する |
Windows + セミコロン (;) | 拡大鏡を開く、または拡大する |
Windows + U | 簡単操作センターを開く |
Windows + H | ディクテーションを開始する |
Windows + Ctrl + Enter | ナレーターをオンにする |
Windows + Ctrl + N | ナレーターの設定を開く |
Windows + Ctrl + S | Windows 音声認識を有効する |
Windows + Ctrl + C | カラー フィルターをオンにする |
Windows + F | フィードバックHubを開き、スクリーンショットを撮影する |
Windows + J | Windowsのヒントにフォーカスを設定する(利用可能な場合) |
Windows + Ctrl + Q | クイックアシストを開く |
Windows + Y | Windows Mixed Realityとデスクトップの間で入力を切り替える |
Windows + Z | 全画面表示モードのアプリで使用できるコマンドを表示する |
アプリの起動関連
アプリの起動に関連したショートカットを記載しています。
ショートカットキー | 動作 |
---|---|
Windows + 数字 | タスクバー上のn番目のアプリを開始、または最初のウインドウを選択する |
Windows + Shift + 数字 | タスクバー上のn番目のアプリの新規インスタンスを開始する |
Windows + Ctrl + 数字 | タスクバー上のn番目のアプリの最後のウインドウを選択する |
Windows + Alt + 数字 | タスクバー上のn番目のアプリのジャンプリストを開く |
Windows + Ctrl + Shift + 数字 | タスクバー上のn番目のアプリの新規インスタンスを管理者権限で開始する |
Windows + G | ゲームバーを開く |
Windows + N | OneNoteの新規ミニノートを開く |
タスクバー関連で説明した、タスクバー上のアプリを起動する方法ですが、Windows+数字で一発でアプリを起動することができますので、私はこちらをよく使っています。
仮想デスクトップ関連
最後に仮想デスクトップに関連したショートカットキーです。
私はこの機能、めちゃくちゃ使っています。笑
デスクトップは一見、1つしかないように見えますが実は仮想的に複数作成し切り替えることができます。
この機能が仮想デスクトップです。
ショートカットキー | 動作 |
---|---|
Windows+ Ctrl+ D | 仮想デスクトップを追加する |
Windows+ Ctrl+ ←または→ | 仮想デスクトップを切り替える |
Windows+ Ctrl+ F4 | 仮想デスクトップを閉じる |
仮想デスクトップは一度に複数のアプリを利用するときに極めて強力に使うことができます。
先ほどウィンドウの操作関連で説明したWindowsキー+矢印キーを使うと、1つのデスクトップ上に複数のソフトを立ち上げて操作できます。
これで画面の左半分でpdfファイルを見ながら、右半分でWordソフトで作業するといったことができていました。
しかし別の作業が入ってしまうと、別ソフトを立ち上げていきます。
これでは作業が積み重なると、ソフトが多すぎて煩雑になることもしばしばあります。
そういうときに仮想デスクトップを使うと、作業内容ごとにデスクトップを切り替えて作業できるので、1つのPC上で複数のデスクトップを使って作業を行うこともできます。
上に示したショートカットキーはそれを簡単に成し遂げてくれるものになります。
仮想デスクトップをうまく活用すれば快適に作業を進めていくことができますので、また別記事にまとめたいと思います。
まとめ
今回はWindowsキーを使ったショートカットキーについてまとめてみました。
これ以上にたくさんのショートカットキーは存在していますし、すべてを覚えようとすると頭が沸騰しそうになります。
しかし、本当に必要なショートカットキーは少ないはずです。
今回の記事で紹介したショートカットキーの中から、まずは覚えておくと便利かもしれないキーから始め、1つ1つ覚えていきましょう!
りんね☆のひとこと
非常に数が多いですが、よく使う機能だけに限れば10個程度です。
これだけでも作業スピードは大幅に改善されるかと思いますので、ぜひ覚えていってもらえると嬉しいです。
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