以前記事にした「五竜の滝」や、「白糸の滝」のほかに、沼津市周辺には「鮎壺の滝」という滝の観光スポットがあるという情報を入手しました。
ということで、今回は「鮎壺の滝」に伺ってみたので、どういった光景が見られるのか、日帰り観光シリーズとして写真付きで紹介したいと思います。
・「ぬまづの宝100」に選ばれた景色を見に行きたい方
・三島駅から日帰り観光できる観光名所へ訪れたい方
住宅街の中にある滝で、無料で散策できます。
2024年度中には大型複合遊具が設置された鮎壺公園も完成予定ですので、子供たちにとって更に楽しい場所になりそうです。
以前記事にした「五竜の滝」や「白糸の滝」はコチラ↓からご覧になれます。
「鮎壺の滝」とは
「鮎壺の滝」は、静岡県沼津市と駿東郡長泉町の境界に位置する黄瀬川にかかる滝です。
富士山の噴火による溶岩流により形成され、長い歳月をかけて硬い溶岩の部分が残ったことで溶岩岸壁の滝となりました。
この「鮎壺」という地名は、ここで鮎が止められ滝壺に群れていたことに由来するといわれている。滝壺が藍のように青いので、「藍壺の滝」、滝壺から富士山が見えるので「富士見の滝」とも呼ばれた。
沼津市公式サイトより
また、1996年には静岡県から天然記念物に指定された他、「ぬまづの宝100」にも選ばれています。
以前紹介した「五竜の滝」と並ぶ観光スポットとしても有名です。
基本情報
基本情報はこちら!
所在地 | 〒410-0022 静岡県沼津市大岡 |
アクセス | ・JR御殿場線下土狩駅より徒歩約10分 ・東名高速道路沼津ICより車で約15分 |
入園料金 | 無料 |
所要時間 | 約1時間 |
無料駐車場 | 鮎壺広場駐車場:普通車5台 |
周辺設備 | 売店なし、無料トイレ有 |
沼津観光ポータル(沼津市産業振興部観光戦略課運営)には、散策にあたっての注意書きが記載されています。
薄い溶岩が何枚も重なっている様子や、流れる溶岩に巻き込まれた樹木が焼け落ちた痕跡を観察する場合は、滑りやすい岩の上を歩く必要があります。滝のそばに降りる遊歩道は整備されていないため、くれぐれもご注意ください。
沼津観光ポータルより
マップ
散策してみました(写真あり)
まずは鮎壺の滝に向かおう!
御殿場線下土狩駅の改札口を出て左手に向かって徒歩約10分程度で行くことができます。
歩いていくと、鮎壺広場の無料駐車場があります。
無料なのは嬉しいですが、狭い駐車場で5台しか入りません。
住宅街の中にあって交通量も多く、見逃しやすい位置にあるので、車で行く方は要注意です。
駐車スペースも小さめで、地面も傾いています。
駐車やすれ違い時には気を付けたいですね。
駐車場にある案内に沿って歩いていきましょう。
鮎壺の滝の説明が書かれた看板もあります。
関連する観光地も載っていて、「そこにも行ってみよう」という意欲が搔き立てられます。
鮎壺の滝を見ながら散策しよう!
道に沿って歩いてみましょう。
水の流れる音が響き渡る中、すぐに鮎壺の滝が現れます。
散策していると、いくつか撮影スポットの表記があります。
撮影スポットから写真を撮ると綺麗に風景が撮影できるのでおススメです。
流れる水の迫力や剝き出しの岩の質感、そびえ立つ草木の風景には圧巻です。
快晴時には、滝の奥に富士山も一緒に見えるそう。
自然の景色に癒しを感じつつ歩いていくと、「鮎壺の架け橋」という吊橋があります。
ここから滝の写真も撮ることができます。
大人が横並びで2~3人程の幅があり、がっしり安定しています。
吊橋を渡る前に写真を撮ってみました。
全体の様子を眺めることができます。
晴れていれば、奥に富士山も見えるはずなのですが、今回はダメでした…。
↓滝の反対側には、黄瀬川の下流の様子が見られます。
近くの水辺まで降りて、下側から滝の様子を見ることができます。
吊橋を渡った先には、「鮎壺の滝公園」があります。
ところどころに木のベンチが設置されていて、小休憩に良さそうですね。
石段から黄瀬川に降りて、下層位置から滝を見ることも可能です。
水に濡れないように可能な範囲で近づいてみましたが、あまり良い風景は撮影できませんでした。
「増水注意」の看板もあるので、訪問した際には川の変化に注意しましょう。
鮎壺公園はまだ整備中!
今回訪問した2023年5月時点で、鮎壺公園の大規模整備が行われていました。
2024年度中の開園を目標に整備が進められているそうです。
どんな公園になるか楽しみですね。
まとめ
今回は、静岡県沼津市と駿東郡長泉町の境界に位置する黄瀬川にかかる鮎壺の滝を紹介しました。
天然記念物に指定され、「ぬまづの宝100」にも選ばれている鮎壺の滝は、「五竜の滝」と並ぶ観光スポットとしても有名です。
駅から徒歩10分ほどの距離で住宅街の中にあり、数時間で一通り見て回れる小さい滝ですが、見応えは抜群。
撮影スポットもあり、天気が良いと富士山と一緒に鮎壺の滝を撮影できます。
しかし、自動車で訪問する際には、駐車場の場所に注意が必要です。
また、2023年5月に訪問した際行われていた工事ですが、2024年度中には新しい鮎壺公園の開園に向けて整備を進めているそうです。
りんね☆のひとこと
住宅街を少し抜けた先に突然現れる迫力満点の滝と、その近くに位置する新しい鮎壺公園は、観光スポット&お散歩コースで人々が賑わいそうですね。
圧巻の風景と、今後の周辺事業に期待が高まります!
以前記事にした「五竜の滝」や「白糸の滝」はコチラ↓からご覧になれます。
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